7月11日 友人と二人で「高野街道」を歩いてきました。
この街道は南海高野線や高野山道路ができるまでは 数百年のあいだ歩いて高野山に参詣する人々で賑わった道です。この日は南海高野線「紀伊神谷駅」をスタートし、 「学文路(かむろ)駅」までの約12キロの道です。当日は梅雨の明ける直前でしっかりと雨が降り蒸し暑い一日でした。
そのときの写真を入れて 見たもの、ふれたものを紹介します。
紀伊神谷駅を出て 10分ほど歩くと「日本最後の敵討ち」の場所があります。数百年の間「敵討ち」なるものが制度としてあり、敵討ちをはたしたら大変な名誉な事であったんです。それが明治4年にこの地であり、これが最後となりました。これ以後は敵討ちをしても殺人罪になります。
路傍の石標
桜茶屋の跡です。街道の面影を残す風景はこのあたりだけでしょうか
金剛山を望み その麓を紀ノ川が流れる
本陣跡の立派な門 今は門だけが残る
千石橋、丹生川にかかる橋で豊臣秀吉が千石の寄贈をしたと伝えられる橋
丹生川の鮎(生きて泳いでいる)を七輪で塩焼きにしてもらいました
石童丸の話で有名な刈萱堂、ここには人魚のミイラがあることでも有名です 人魚の拓本が飾ってありました
あと目に付いた草花の写真をいくつか
ホタルブクロ
ハンゲショウ
このように日曜日には近くの野山や村里、街道などを歩くのを楽しみにしています。