最近一人で行動することが多くなった。一人で図書館に行き本を読み、一人でジムに行きトレーニングをし、又一人でバーに行き酒を飲み、休日には一人で奈良・京都へと出掛けて行く。 こういう風に言うと、一人が好きの様に思われるが、決してそうではなく、一人も好きなのである。一人で行動する利点は色々とある。
まず、自分の好きなように行動できる。行き先をそのときの気分で変更できるし、又中止して帰宅する事も出来る。好きなだけ好きな事を、誰に気兼ねする事無くやればよい。立ち飲み屋で一人飲んでいて、隣の人の話をこっそり聞いて、もっともだな〜と感心してもいいし、いやそうではないよと思ってもいい、自由なのである。(もっとも心の中で思うだけで決して口に出してはいけない)
又一人でただ散歩するのもいい。出来れば少し自宅から離れた所がいい。それは新鮮な気持ちになれるし又それ以上に知り合いにめったに会う事が無いので、わずらわしい挨拶の必要も無くなる。
あてもなくブラブラ歩いているうちに、いつの間にか何か考え始めている。足を動かしているので血の循環が良くなっているのか、いい考えが自然と浮かんでくる。しかも不思議と歩きながらのアイデアは決して否定的なものは出てこない。何か晴れやかな気分になってくる。昔から哲学者や数学者が考えに行き詰ると、よく歩いたそうだが、少しその気持ちがわかってくる。二人での散歩のおしゃべりも楽しいが、一人での散歩は自分自身とのおしゃべりを楽しめるようだ。
社交と孤独のバランスを大切にしていこうと思っています。