ある土曜日の朝、ノート型コンピューター(4年前に購入・WindowsXP)が突然動かなくなりました。いつものように診療前に電源を入れると黒い背景に白文字で日本語が並んでいました。今までに見たことのないその画面の指示に従うと、『次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windowsを起動できませんでした。・・・・・・』という文字が現れました。素人の私には何が起こったのかまったくわからないのですっかり慌ててしまいました。とりあえず再起動を行いましたが同じメッセージを繰り返すばかりで埒があきません。仕事の大事なデーターが入っているしどうしよう、とただただ慌てふためくばかりでした。すぐにコンピューターに詳しい友人(歯科医師)にSOSの連絡を入れ、診療終了後、夕方から翌日午前3時まで(!)データーの救出および修理をしてもらいました。おかげでなんとか幸いにしてデーターは無事救出してもらえました。しかしコンピューター本体の修理は困難を極め、その日は断念しました。友人によるとコンピューターの病状は①OSの故障②メモリの故障(かなり珍しいそうです)③DVDドライブの故障寸前状態 という状態でした。そこで廃棄し新規購入することも検討しました。しかし診療用の画像解析ソフトを使用するのに条件のあったものが見つからず困り果てました。結局、友人がその後1ヶ月間診療の合間をぬって必要な部品を購入し修理をして見事復活させてくれました。
 「コンピューターが故障したときのために大事なデーターはバックアップをとっておきましょう」という言葉をよく耳にします。今回の事件でその大切さを思い知らされました。簡単なことなのですが定期的というのが私にとって難しく、ついつい忘れてしまいがちでした。そんな私ですがラッキーなことに故障の4ヶ月前に外付けハードディスクを購入した際に付録についていたソフトでOSごとバックアップをしていました。今回それを用いて修理、復活させることができたそうです。私の愛機は今日も調子よく働いてくれています。友人に感謝です!
 〈今回学んだ教訓〉
①定期的にバックアップをとっておく:外付けハードディスクの付録についていたTrue Image LEというソフトはかなり重宝しました。
②DVDドライブには寿命がある:これは私にとって初耳で最も驚かされました。また、内蔵DVDドライブでしかリカバリーが行えないそうです。私は今回の一件以来、外付けのDVDドライブを購入し内蔵DVDドライブは使用せず非常用にとってあります。
③コンピューターに詳しい友人を持つこと。

(2008.7月)

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