「優さを持った診療を心がけています。」
平成19年9月故谷田志郎の後を受け大正区歯科医師会に入会させて頂きました谷田司幸です。私は朝日大学24期卒です。
皆様「三丁目の夕日」を映画もしくは、漫画でご覧になったことがありますか。その内容は昭和30年代、もちろん私は生まれていません。
「あの頃は今のような贅沢はできなかったけど人々の心の間に触れ合いがあった。」という書き出しです。風情があり人情あふれていたのでしょう。私はあこがれと哀愁を感じるのです。大正区にも「三丁目の夕日」に出てくるような昔の面影が残っています。狭い路地があちらこちらにあり、子供の笑い声が隣近所から「いってらっしゃい」「お帰り」とどこともなく聞こえてきます。
水に浮かぶ最後の楽園といわれている大正区は今の時代には不向きな木津川(3箇所)、尻無川(2箇所)の渡し舟があり、この船便に乗るのが心地良いのです。なんだか若者らしからぬと思われるでしょうが、仕事忙しさから離れ、穏やかにのんびりとゆとりのあるひと時を過ごせます。そして明日また元気でがんばろうと英気を与えてくれるのです。
(2008.4月)