大家先生・キャンプ

毎年、夏休みは、家族で北海道にキャンプ旅行に出かけている。今年で4回目の渡道になり、それも、往復のフェリーのチケットだけ確保するだけでの旅行で、キャンピングカーで、それに家財道具一式を積み込み、静かな場所を探して移動するだけである。20年くらい前に、友人と3人で乗用車にテントを積み込みほぼ1周したときは、10泊すべてテントで寝泊りしながらの旅だったけれども、念願の放浪旅行の頂点であるキャンピングカーを手に入れる事ができた。ここ4年間は、テントを設営するのはオートキャンプ場ぐらいで、ほとんど寝泊りに苦労することがなくなり、快適な旅を楽しんでいる。それでも、天気がよければ一人でテントの中で寝袋に包まって大酒を飲みながら寝ることが多い。日の出とともに目覚め、暗くなってくると寝る仕度を始める。北海道は、大阪とはかなりの温度差があり、また、騒音もほとんどなく、普段経験できないくらいの熟睡ができる。食事は、天気がよければ外ですることもあり、どんな質素な料理でも格別のおいしさを感じる。温泉もかなりのもので、1日に2回は入ることが多く、料金も、大人300円から500円前後で、露天風呂付きで楽しめる。ただ、行き帰りのフェリーが、舞鶴から、小樽まで21時間はかかり、船酔いなど船旅が苦手な人はまず、無理である。20年前は、同じ航路で35時間もかかったので、かなり楽にはなったのだけれど。

今年は、徒歩でしか行けない東雲湖という幻の湖に、行くのが最大の目的であったので、天候を随時、チェックしながらの移動になった。東雲湖は、帯広市の北に位置する大雪山国立公園にあり、熊が出そうな原生林の中を片道2時間かけて歩くと、眼下に見えてくる。ほとんど、霧におおわれ、霧が晴れると手付かずの自然に囲まれた湖を見ることができた。

さて、来年は、どうするか1年かけての無計画旅行の構想に今夜も、地図とにらめっこになりそうだ。

(2005年9月)

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