私にとって最大のわる〜い趣味は、プラモデルである。小学校3年から始めたから、かれこれ30数年になろうか。
 
最初は接着剤ベタベタで彩色もせず、それで満足。形さえできたら良し。出来たプラモで空戦、海戦、零戦や大和が最強とか言って可愛らしいことこの上無し。
中学校の時だった。文化祭で私のグループはF-1をとりあげた。もちろん展示はプラモデルである。またその中に改造のうまいヤツが居り、キットになってないマシンを2〜3台展示してくれた。ショック・・・・・・・。また他のグループの展示した大戦中の戦闘機群、エアブラシを用いた本格的な塗装。またまた大ショック・・・・。
その日から特訓開始、プラモ道まっしぐら、勉強そっちのけ。結局やめろと言う親の命令無視。改造テクニックは鉄道研究部に入り鉄道模型で造形、塗装を学ぶ始末。部屋はシンナー臭でいっぱい。よく中毒にならなかったものだ。
 
現在、機材がそろっているため診療所の技工室がプラモデル工房でもある。ただ以前に比べて余暇が少ないので、製作がゆっくりになってしまい未製作のキットが山と化している。ネットで売ってしまえという外野の声も馬耳東風。あくまでマイペースでやっている。
今まで一番多く手がけてきたからか、カーマニアだからか、一応カーモデラーを名乗っている。カーモデルの命はボディの塗装にある。気温、湿度、本人のやる気などによって左右されるので結構気をつかう。特に、仕上げの艶出しクリアーの塗料など約1週間たたないと乾燥してくれないからたいへんである。下手するとボディ仕上げだけで1カ月以上かかってしまう。その上、室内仕上げ、灯火類のリアル度、ホイールのエアバルブ、いったんハマルときりがない。給油口のキャップをメタルでキャストしたことまである。
 
人に言われるまでもなく完全にビョウキであり、これを別名オタクという。
ただ、寝ても覚めても細かい作業ばかりやっていると、歯科診療を行う上で指先の訓練には事欠かず、非常に役だっているのもまた事実である。
 
人に言われたことがある、「仕事と趣味が一致しているのは幸せなことである。」と。
まだまだやり続けていきますよ。
 
(2005年4月)

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