4月も下旬になりましたが、今年は桜の開花が早く3月下旬に満開4月に入りはや葉桜となりました。今はツツジが満開となっております。その4月初旬朝目覚めると、「ホーホケキョ」と、うぐいすの鳴き声を耳にし、目まぐるしい現代にいて心癒される思いが致しました。昨年より狂牛病の影響で、すっかり肉といえば鳥が多くなった我が家の食生活、鳥の心いざ知らず昼休みに、南港野鳥園にいってみました。ここは展望塔施設がありその前に、干潟、ヨシ原、林などがあり、鳥たちがエサを捕ったり休息する環境になっています。また野鳥の専門家による観察指導も行われているそうです。この日もあまり来園者がおらず(平日でも日曜日でもすいているそうです)さっそく双眼鏡を干潟に向けのぞいて見ると、水面にカルガモがどっさり気持ち良さそうにのんびりと浮かんでいました。そのほか見慣れない鳥も、野鳥の名前はそれしか知らないので、指導員の人に尋ねるとコサギやムクドリ、オオバンが、1年中見られ春の渡り鳥では、アジサシ、アオアシシギ、コチドリなどその他多くの種類がここにやって来るそうです。大阪湾内港に人工干潟、なかなか自然豊かな山や川に行けない私にとっては、少しホッとした1時間のやすみでした。帰りにツバメが飛行しているのを見、今年の夏も暑くなるだろうなと思った今日この頃でした。
(2002年4月)