さて昨秋、支部設立50周年記事業として、前支部長小野勝先生のリーダーシップで全会員にノート型パソコンを配布し、今春支部のホームページを立ち上げました。情報社会の今、このホームページを立派に育てて情報発信するようにというメッセージを込めたバトンを受け取った思いがしています。そして、大きく育ったホームページを次期支部長にバトンタッチするのも私の役目かと考えます。この支部は会員数43名の小さな支部ですが、大規模支部にも劣らない幾多の活動をしています。スペースの都合上そのうちの2つを紹介しましょう。
ひとつは訪問歯科診療事業で、訪問件数、患者数ともに何年もの間、大阪府下56支部中トップクラスを維持しています。高齢化社会が往診を専業にする歯科医師の増加を生んでおり、大正区の会員にも該当する先生が一人います。しかし、支部事業の業績はそのような往診専業歯科医師の成績はカウントしていません。純粋に会員のボランティア的協力によるデータのみですので、歴代支部長からバトンを受け継いだこの成果はおおいに誇りにできるでしょう。
もうひとつは「シルバーエイジ・歯の健康祭り」です。65歳以上の区民を対象に毎年、歯の衛生週間に開催しています。大阪府歯科衛生士会、技工士会や行政をはじめ各種福祉団体も参加し、300名以上の高齢者を集めて「8020表彰」をしています。小野先生発案のこの事業も今年で6回目の催しとなりましたが、ご高齢の方のみを招待する集いは他支部に例がなく、大阪府歯科医師会でも度々話題に取り上げられます。これも前任者からバトンを渡された貴重な財産です。
最後に私の本音です。団結力のある当支部は各担当の先生はもちろんのこと全会員が協調性と自主性を有し、支部長などいなくても会が動いていきます。私の役目は次期支部長がやりやすいように会の体裁を整え、アンカーのいない駅伝競走の一選手としてバトンをつなぐことだと思っています。支部会員の先生方はじめ、このホームページをご覧の方々には大阪府歯科医師会大正区支部(大正区歯科医師会)をご高配くださいますようよろしくお願いいたします。
(2001年8月)
